近況2026

 

 おれはこのブログにおいて、「近況報告は三年に一回」という縛りプレイをしている。もちろん、特にそうせねばならない理由はない。近況と題した記事の一回目と二回目が三年間隔だったので、それをなんとなく続けているだけだ。

 とはいえそれももう四回目。時間にして九年が経てば、後付けの理由のようなものは生えてくる。単独じゃ1000文字にもならないような日々の出来事を数個まとめてようやっとブログにするくらいなら、最初から毎日Twitterしとけば済む話なのだ。はっきり言って、今日び個人ブログは流行らない。その話から始めよう。

 

  • 読まれたい、という欲望
  • 復職一周年
  • 薄給アラサーはこう暮らす
    • 自炊
    • 路上飲酒
    • ギャンブル
    • 寄付
  • トリッカル・もちもちほっぺ大作戦
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恋文

 

 

拝啓 ロゴタイプ

 

 時候の挨拶から始めるべきとはわかっているのですが、実のところこれがいつ文として完成するのかがわかりません。渋谷の一等地に本拠地を構える暗黒巨大パブリッシャーの魔の手において、貴方が美少女の姿を得て、新しい世代にその雄姿、生き様を示さんとする時、これを公開すると決めているからです。

 永遠に日の目を見ない可能性も低くはないと、そう感じています。そして卑怯者である私は、解釈違いの貴方に出会わなくて良かったと、ひどく拗れた言い訳と共に胸を撫で下ろすのです。ですから、割愛。レックスファームにおいて、いかがお過ごしでしょうか。

 

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7年忘れた

 

 今年の師走は、忘年会が7回あった。つまり単純計算で7年忘れたことになる。

 もし7歳若返ればちょうど成人したばかり。大学院と社会人という、自分の人生における二大ブルシット期間を忘却出来てありがたい限りだが、一方でハタチの頃に書いた自分の文章は正直読めたものではない。

 苦々しい顔で人生を噛み締める行為が自分の糧になっている、などとは全く思いたくはないのだが、自分の内心やキーボードと向き合うなんてのは、充実した日々を送っているのならば(少なくとも俺は)やらなかったと思う。そして27歳の俺はというと、趣味の分野で文章を書くことでギリギリ生計を立てて暮らしているのだから、その経験値が失われるのはそれなりに困る。

 

 与太が長引いた。今までの文章は、すべて「忘年会の備忘」という妙な字面の行為をやるための屁理屈だ。

 ところで俺の仕事納めは12/31で、仕事始めは1/2。だから、これはそう長い記事にはならない。……憐れんでもらいたいわけでは別にないのだが、趣味を仕事にするというのは、往々にしてこういった労働環境とのトレードオフになることは、知っておいてほしい。

 

オタクと予定を合わせるのは難しいことも。
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【随時更新】「お前ら、まだこれ読んでないの?」の一覧

 今まで、自分がこのブログで書籍を紹介する時には、テーマで括ったり紹介文を書いたりして「ブログ記事」の形にしていました。

 この記事はそれらと少し趣が異なり、「主観的に見ても客観的に見ても傑作であると確信している作品」を列挙しておくだけのページです。完結している作品しか置かないとも決めているので、殿堂入り一覧といった趣です。

 

 自分にとっては好きな物しか並んでいない至高のコレクションであるのはもちろん、自分の嗜好の痕跡をインターネットに残しておくという点で意義があります。

 読者の方に向けては、どの作品も胸を張ってお勧めできる布教記事として振舞うと同時に、人生の歩みを切り売りするよりも密度の高い自分語りとしても機能するかなと思っています。

 あとは、それ好きなら多分これも好きだよみたいなDM来たら最高です。順番は人生で出会った順。よろしく。

 

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休職したしADVやる

 休職シリーズ第3弾。

 

 院生時代のある時、勉強会の自分のターンでどうしても報告内容がひねり出せないことがあった。自分にしては珍しく、サボっていたというよりは単なる能力不足で引き起こした醜態だった。

 これが教授への報告であれば、現在の方向性の再確認などコミュニケーションを取る意義は大きいのだが、研究室のメンバーの時間をもらって進捗ダメですはあまりに勿体がない。俺は午前3時に諦めてSlackを開くと、正直に進捗がなく報告をスキップしたい旨を予約送信で打ち込み……同じくSで始まる5文字の場所にアクセスし、STEINS;GATEを購入した。

 この一件以来俺は、文章を読むという体験から得られる感傷が、その時自分を取り巻く環境によって大きく味わいを変えることに対して、それまで以上に自覚的になった。もちろんありとあらゆる体験と感覚について同じことが言えるわけだが、俺についてはフィクションの文章に触れることにおいて、特にその傾向が強かった。

 誰にも邪魔されず自由で、なんというか救われてる状態で得たいチルさもあったし、締め切りや次の日の夜明けに背中を脅かされながら駆け抜けてこその読後感もある。休日を丸ごと捧げ、それに見合うだけのカタルシスが待ち受けていたならば、それはもう文字通り最高の一日だ。

 しかしこの考え方は、社会人になって可処分時間を大きく失った俺を、小説やノベルゲームから強く遠ざけることになった。休日ですら次の労働に備えて回復を意識しながら暮らさなければならなくなった人間に、コンディションが整う夜など来るはずもない。たかが生きるために生きがいをいくつも失い、結局メンクリの世話になっているのだから、バカバカしいったらありゃしない。

 夜なべして積みゲーをしばき倒すたびに、賃金労働者として生きることへの悲観が積み重なる。担当医には規則正しい寝起きと運動を勧められているのだから、これは全くもってその真逆、広義の自傷行為ということになるのかもしれない。

 痛みが教えてくれたのは自分の魂の形、その輪郭だ。それが資本主義社会の枠組みには当てはまらないと改めて知った今、やはり諦念だけが俺の心を支配しつつある。

 

 とはいえせっかくなので遊んだやつ列挙します。順番はプレイ順、紹介・布教とかする気力はないのでタイトルと感想ちょっと並べるだけ。クリア済みの人間にしか読ませたくない文章は文字反転にします。

 

 

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休職したし北へ行く

 以前の記事で触れたが、俺は出不精の旅行アンチ・友人ファンボだ。

 ゆえに、人生で経験してきた遠出はほとんど、誰かと随伴してのものか、目的地に誰かが住んでいるものか、その二つのケースに大別出来た。

 ただ、そういう人間がいわゆる一人旅をした時にどういった経験をしてどういった感覚になるのか、一度知っておくのは有意義かもしれないと思えた。

 休職期間は概ね、余暇から得られるプラスと、労働に押し付けられるマイナスで、収支が赤字だと人生を悲観している現状を鑑み、自分がどのような行動からならプラスを得られるのか、色々と手探りに過ごしている。今回の試みも、その一環での思い付きだった。

 

 俺は休職直前、毎日のように通勤中の激甚な腹痛に苦しめられていた。ストレス由来なのかもしれないし、単に埼京線の混雑と揺れがあまり良くないのかもしれない。しかしいずれにせよ、電車に乗ること自体は怖くないぞと身体に教えなくてはと思った。

 

木曜日の朝、池袋駅

 この電車に乗ると、会社の方向に運ばれていくことになる。だが今はそうする必要はない。

 

 逆方向を目指す。出来れば、遠く。

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休職したしブログ書く

 記事タイトルはわたモテリスペクト。

 

 

 適応障害の診断を受けて休職期間に入っている。

 自分のツイートやこのブログを日頃から見ている方からすれば、ある意味意外だったかもしれない。俺という人間がネガティブであるのは、社会人になる遥か前からずっと続いている話であるし、生きていけないことの苦しみに布団の中で落涙するなどまさに茶飯事だった。そして良くも悪くも、そんなメンタルの浮き沈みとの付き合い方について、それなりに知っているつもりだった。

 

 ではなぜ今更心療内科へ? 答えはシンプルで、今までになかった現象が起きたからだ。初めて、肉体壊れた。

 ある日職場で他人が他人にブチギレているのを目撃させられた俺は、脳がピリピリと痺れて、手がキーボードの上で力なく震え、視線は未完成の原稿の上を滑り続けた。そこから20分近く一切の進捗が産めず、「終わりやね」と内心で半笑いになった。入社からおおよそ1年9ヶ月。自己評価としては長く耐えたのではないかと思ってしまうのが悲しい。

 もちろん人間が壊れる理由は単一ではない。ヒューマンエラーが許されない業務内容と職場の雰囲気、単純に少ない休日。心身が参っている感覚はとっくにあって、この出来事は原因というより、たまたまコップから水があふれたのがその時だったという話なのだろう。

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